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Thursday, January 06, 2011

100gで作る!(2)廃油100gで作る液体石けん

100gで作る!シリーズ第2回は廃油100gで作る液体石けんです。液体石けんは、ここではカリ素地を作って水で希釈するタイプを差します。


材料:
苛性カリ 20g
水 20g
廃油 100g
(ウォッカ 10g)

希釈用の水 300〜500g(好みでご自由に)

作り方:
1 空きビンに水20gを量り入れる。
2 ビーカーに苛性カリ20gを量り入れる。
3 2を1に加え、スプーンでゆっくり混ぜて溶かす。(写真はこちら!)
4 苛性カリ水の温度が下がるまで20分ほど冷ます。
*万が一こぼれたときに備えて、苛性ソーダ水は流しの中に置いておきましょう。
*温度が高いと撹拌のときに空気が膨張する恐れがあるので、しっかりと冷ましましょう。何度まで?と言われると困るのですが、ビンを触って温かくなければOKです。生温い感じでもOK。
5 苛性カリ水の入ったビンに廃油100gを量り入れる。
6 液漏れしないように、蓋をきっちりと閉める。(写真はこちら!)
7 片手でビンの口を抑え、もう片手でビンの底を持ち、シャカシャカとビンをふる。5分シャカシャカ振ったら5分休む、という作業を何度か繰り返す。
*途中でビンが温かくなってくるようなら、蓋を開けて生地を冷ましてください。(写真はこちら!)

*ゴム手袋をした方が安全ですが、両手にするとビンの温度がわかりにくいのが難点です。ビンの口を抑える手にはゴム手袋を、ビンの底を持つ手は素手でシャカシャカするとよいでしょう。
*休む時間は5分以上でも結構。2時間でも半日でも休みたいだけ休んでください。そのうち石けんになりますから。

8 鹸化が進みにくいようなら、途中でウォッカ10gを加える。(写真はこちら!)
9 休ませている間に生地が分離しなくなったら、そのまま1日置く。(写真はこちら!)
10 希釈用の水を加え、自然に溶けるまで一日置く。(写真はこちら!)
*油脂によって素地のねばりや水溶けの良さが違います。希釈する水分量は好みで調節してください。
11 香りを加える場合は、液体石けん100gに対し10〜50滴くらいを目安に。